ホームプレス 建物管理 ≫ 2017年12月

防草工事で美観維持・害虫予防、冬場の工事も効率的

本横山 賢二

 

例年、梅雨から夏にかけて敷地の雑草が繁茂します。美観を損ね害虫の温床になる等の実害があり、入居者からの不満だけでなく、入居希望者のご案内時には見栄えも悪く管理面への不安に繋がります。また、除草作業を手配する場合も、梅雨から夏にかけては1~2か月待ちになることも珍しくありません。雑草の防止には敷地内の土壌部分を舗装することが確実ですが、コスト面がネックになります。そこで今回は、防草工事についてご案内します。

防草工事とは

雑草の繁茂を防ぐシート(防草シート)を土壌部分に敷き、その上にシートの保護と美観を兼ねて砂利敷きをする工事です。防草シートは光を遮断することで雑草の光合成を抑えます。薬剤は含まれていない為安全な雑草対策です。

シートの選定と施工

防草シートが敷いてあるものの、シートに穴が開いたりシートの隙間から雑草が生えている状態を見かけます。これは、防草シートの選定と施工の問題です。


・選定

織布のシートはコストが安いものの葉先の尖った雑草に弱く、不織布は尖った雑草も防ぐもののコストが高い等、場所や雑草の種類に応じた適切な材質を選ぶ必要があります。シートの上に砂利敷きをする場合は、砂利下用のシートもあります。

 

・施工
シートを敷く前に、根本まで綺麗に除草し平らに整地します。これを怠るとシートが破れたりシート上に砂埃が溜まりやすくなり、そこに雑草が発生します。シートの継ぎは10cm以上重ね、ピンを一定間隔で地面に打設し固定します。これで風によるめくれや隙間からの雑草発生が抑えられます。

 

防草シートの耐用年数は、適切なシート選定と施工により概ね8年程度となります。

工事のポイント

雑草が繁茂してから防草工事を行う場合、除草・整地作業への費用が余分に掛かります。雑草が少ない冬場に防草工事を行うことで、効率的に工事を行うことができます。防草工事(除草・防草シート敷き・砂利敷き)の費用の目安は、1㎡当り5,000円からです。雑草が繁茂してから都度除草するよりも良好な環境を維持し、かつ毎年除草するよりもコストダウンに繋がります。

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