ホームプレス 建物管理 ≫ 2018年1月

屋上防水改修工事で雨漏れ対策

若月 英継

 

鉄筋コンクリート造や鉄骨造の屋上(陸屋根)は、風雨や温度変化に晒される過酷な状況にあります。また平らで水が溜まりやすく少しのヒビからも雨漏れの被害に繋がります。その為10~12年のサイクルで屋上防水改修工事が求められますが、地上から目視できない場所であり、劣化が進んでも放置され雨漏れが発生してから対処されるケースが多くあります。これを防止する為、今回は屋上防水改修工事についてご案内します。

屋上防水工法の種類

屋上防水改修工事の工法には大きく2種類があります。

 

・シート防水

アスファルトシート、塩ビシート、ゴムシート等を貼り防水層を形成する工法です。障害物になる設備等が少ない屋上に向きます。

 

・塗膜防水

液体のウレタンを重ね塗りし、化学反応で防水膜を形成する工法です。複雑な形状の屋上でも防水膜を形成しやすい点が特長です。

工法の選択は、既存防水層の種類や劣化の進行度合い、屋上の形状等から専門家が判断する必要があり、費用は1㎡当り5,000~8,000円が目安です。

 

屋上防水工事のポイント

工事着手前に既存防水層の劣化診断を行います。雨漏れ、防水層の膨れ・剥がれの有無等を確認します。

 

・劣化が小さい場合

改修工事は既存の防水層の上に新しい防水層を重ね貼りする事が理想です。新規防水層により既存防水層が紫外線等劣化の原因から守られ、また重ね貼りにより防水層の厚みが増すことで、防水能力を途切れることなく維持できます。

 

・劣化が大きい場合

既存の防水層を撤去してから防水工事を行う必要があります。劣化した防水層の上に施工すると、新規防水層も機能しません。また既存防水層の撤去・産廃処理費用も必要となり負担が大きくなります。劣化が進行する前の施工が効率的です。

保護塗装のおすすめ

多くの屋上防水には10年間の防水保証が付与されますが、劣化の進行を抑える為5~6年に1度、防水層を保護するトップコートの塗布をおすすめしております。費用は1㎡当り2,000円が目安です。防水工事ほどのコストをかけずに防水層を健全な状態に維持することができます。

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