ホームプレス 建物管理 ≫ 2018年2月

外壁サイディングの貼り替えについて

一級建築士

オリバー建設

高貝 英雄

 

アパートの外壁は、乾式工法の代表としてサイディングが多く使われています。モルタルに比べ軽量で施工しやすく施工時間を短縮できるメリットがある一方、塗膜の劣化が問題となります。サイディングの原料はセメント質と繊維質なので吸水性があり、防水機能は表面の塗膜が担います。その為10~15年サイクルを目安に計画的な塗装修繕が必要です。しかし、これを先送りにした結果、塗膜が劣化しサイディングが腐食している建物も見られます。この場合、サイディングの貼り替えにより対応します。

外壁劣化の症状

①チョーキング(塗膜の粉吹き)、色あせ、軽微なヒビ

②塗膜の膨れ・剥がれ

③フチの反りや崩れ

①から③に向けて劣化が進み、①は塗装で対応できますが、③はサイディングの貼り替えが必要です。費用は、塗装が1㎡当り2,000円内外、貼り替えは1㎡当り16,000~20,000円(下地補修の程度による。足場等仮設費用別途)が目安です。

貼り替え工事事例

サイディングに塗膜の膨れ・剥がれとフチの崩れが発生しています。防水シートや断熱材への雨水の侵入も想定されます。

貼り替え工事の注意点

外壁以外に雨水等が侵入する原因がある場合、これに対処してからでなければ貼り替えの意味がありません。上記事例でも防水シート・断熱材をそのままにした場合、この水分が躯体や新規サイディングに影響し、劣化が進行します。

サイディングの腐食も、こうした対応で建物自体が滅失する最悪の事態は回避できます。但し、計画的な塗り替えの方が費用的にも効率的ですので、弊社の建物点検報告書等を是非ご活用して下さい。

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