ホームプレス 建物管理 ≫ 2018年5月

内窓設置で快適な住環境へ

オリバー建設

一級建築士

高貝 英雄

 

建物の断熱性能は、住まいの快適性に大きく影響します。断熱性能が高い建物は、夏涼しく、冬暖かい住環境を提供し、冷暖房の効率化で光熱費の圧縮に繋がります。更に、湿度が上がる梅雨時の結露防止にも繋がります。結露は入居者が放置するケースもあり、退去時にカビや木部腐食が発見されることがあります。比較的新しい建物でも結露しやすい環境はあり、建物を守る為にも断熱性能向上は重要なポイントです。

 

断熱性能とは

建物の内部から外部へ熱が逃げることを熱損失と言います。これが小さい程断熱性能が高い建物です。室温の熱損失率は建物の部位によって異なり、屋根から5%、壁から15%、一般的なサッシから60%の熱が外へ逃げることが分かっています。つまり、屋根や壁への対策よりも、熱損失が大きいサッシへの断熱対策を優先することが効率的です。

 

サッシの断熱対策
ペアガラス

2枚のガラスの中空部に乾燥空気等を封入し、断熱性能を改善したガラスです。低コストなペアガラスでも断熱性能は約40%向上すると言われます。例えば窓内外の温度差が15度より11度の方が冷暖房に掛かる負荷は下がりますが、ペアガラスは同様の効果をもたらします。

内窓

既存サッシの居室側に追加設置するサッシのことです。既存サッシと内窓の間に空気の層ができ、これが断熱材の役割を果たします。ペアガラスの内窓を設置することで、一般的なサッシの約180%の断熱性能向上が図れます。こちらは、窓内外の温度差15度を約5度にするのと同様の効果です。

 

入居中でも可能な設置工事

内窓の設置工事は、適切な準備を行うことで入居中の居室でも可能です。事前に入居者へ工事の説明を行うと共に、窓の詳細寸法を調査します。また、工事に支障がある家具の移動のお願いと工事日を調整し、調査結果をもとに居室毎に合わせた内窓を制作します。これらを適切に行うことで、工事自体は作業者2名・1か所約60分程度で完了します。内窓設置の工事費用の目安としては、窓1か所で8万円内外です。

 

是非、オーナー様のご自宅を優先して、その効果を体感いただきたいと思います。梅雨時を前に、ご所有物件へ住環境改善による満足度向上ひいては退去防止に繋がるご提案をいたします。

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