ホームプレス 建物管理 ≫ 2018年8月

シロアリ被害は23%(4軒に1軒)で発生

一級建築士

高貝 英雄

 

シロアリの被害は、建物の経年劣化のプロセスとは関係なく突然発生し、半年程で柱や壁を食いつくし強度が維持できなくなる程甚大なものです。国交省の発表によると、木造住宅の23%(4軒に1軒)でシロアリ被害が発生しており、賃貸住宅でも入居者の安全と建物の保全を図る為の対策が必要です。

5年毎の「防蟻処理」で建物を守る

一般に羽アリを見つけたらシロアリに注意と言われますが、実はこの場合既に被害が進行している可能性が高い状況です。被害が床下や壁内で発生する為発見が難しく、まずはシロアリの侵入を予防する「防蟻処理」が重要です。

 

薬剤で侵入阻止

シロアリは土の中に巣を作り、餌となる木部まで建物の基礎等にトンネルを作って移動します。この侵入を防ぐ為、床下の木部・土壌への薬剤の吹付けや散布を行います。既築物件は建物の床下にもぐり作業する為、弊社管理物件では入居者に立会っていただき室内対応をするか空室期間中に行うご提案をしております。この薬剤吹付け費用は1㎡当り3,000円程度が目安です。

 

 

 

 

対策で築40年でも健全に

建築基準法で建築時に地上から高さ1mまでの主要な躯体に防蟻処理が義務付けられていますが薬剤の効果と施工保証は5年で、これ以降に防蟻処理を行わないとシロアリ被害の発生率が上昇します。シロアリ被害が発生すると食い荒らされた柱は交換が必要となり周辺の壁や床を含め大掛かりな工事になる傾向です。一方5年毎に防蟻処理を行っている建物では、築後40年以上の物件でも健全な状態を保つケースを確認しています。

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