ホームプレス 建物管理 ≫ 2018年11月

危険ブロック塀の撤去に補助

一級建築士

高貝 英雄

 

今年6月の大阪府北部地震ではブロック塀の倒壊で大きな被害が出ました。ブロック塀の安全基準は昭和53年の宮城県沖地震を受けて強化されましたが、改正後40年を経た今も従前のまま放置されたものが多く十分ではありません。ブロックは軽いもので1個10㎏あり、倒壊は命に関わります。基準を満たさない塀の管理者・所有者は損害賠償責任を負う可能性が高くなります。

危険ブロック塀とは

ブロック塀は安価にできる一方、施工が不十分なものが見られます。以下の項目を1つでも満たさないブロック塀は専門家の対策が必要です。

 

・塀の高さ

地盤から2.2m以下とする。

・塀の厚さ

高さ2m迄は厚さ10cm以上、2m~2.2mは厚さ15cm以上とする。

・控え壁

塀の高さが1.2m以上の場合長さ3.4m以下毎に高さの5分の1以上突出した控え壁を要する。

・基礎

コンクリートの基礎があること。

・劣化

塀に傾きやひび割れがないこと。

・鉄筋

高さ1.2m以上の場合、塀の中に直径9mm以上の鉄筋が縦横とも80cm間隔以下で適切な工法で配筋されていること。

 

 

危険ブロック塀の撤去に補助金

各自治体では危険ブロック塀等の撤去を奨励する制度を用意しています。相模原市では、危険性が認められる道路に沿って設置されたブロック塀等の内、高さ1mを超えるか、または擁壁等との高さの合計が1mを超え且つブロック塀等の高さが60cmを超える塀の撤去や高さを40cm以下に減じる工事について上限10~15万円が補助されます。補助に必要な申請については弊社にご相談ください。

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